機密費 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2001年8月17日発売)
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[ 内容 ]
二〇〇一年四月二十六日、80%台の驚異的な支持率を背景にスタートした小泉内閣。
その最大の目玉・田中真紀子外務大臣が乗り込んだ外務省は、かつてない危機を迎えていた。
年初に明るみに出た松尾克俊元要人外国訪問支援室長の横領事件をきっかけに、「機密費」という得体の知れない存在が、国民の目にさらされたのだ。
本書は、「個人犯罪」にすりかえられた「機密費」スキャンダルに光を当てるとともに、事件を生んだ土壌、事件が提示する数々の疑惑等を検証し、「日本にとって機密とは何か」という根源的な問いに挑む。

[ 目次 ]
序章 「改革断行」政権と機密費
第1章 外務官僚・松尾克俊とその犯罪
第2章 政府の裏ガネ「機密費」
第3章 機密費はどう使われたか
第4章 疑惑解明に抵抗する官邸・外務省
第5章 日本にとって「機密」とは何か

[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 集英社新書
感想投稿日 : 2014年10月26日
読了日 : 2013年10月22日
本棚登録日 : 2014年10月26日

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