韓国のデジタル・デモクラシー (集英社新書)

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  • 集英社 (2005年7月15日発売)
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[ 内容 ]
韓国では現在、世界でも稀有なデジタル・デモクラシーの実践が試みられている。
「オーマイニュース」をはじめとするインターネット新聞や「ソプライズ」のような政治批評サイトは、二〇〇三年の廬武鉉政権の誕生や〇四年の大統領弾劾政局に多大な影響を与え、その勢いは、いまや主流メディアであるテレビや大手新聞にも劣らないといわれている。
本書は、ネティズン(ネット市民)による電子民主主義文化が隣国で花開いた背景を解き明かしながら、民主化運動の歴史と現在を描いたものである。
韓国政治とメディアの「今」を理解するための、コンパクトな一冊。

[ 目次 ]
序章 韓国政治でいま何が起きているのか
第1章 電子民主主義前史―軍部独裁から権威主義的民主主義へ(一九六〇年代~九〇年代)
第2章 インターネットと大統領選挙―言論権力vsインターネット権力(二〇〇二年)
第3章 市民社会の変容―新政権発足下の保守勢力(二〇〇三~〇四年)
第4章 弾劾政局と復活する市民パワー―激化する新聞と放送の対立(二〇〇四年)
第5章 オンライン・デモクラシー―韓国政治の現在と未来
終章 インターネットは権力か

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 集英社新書
感想投稿日 : 2010年5月9日
読了日 : 2010年10月29日
本棚登録日 : 2010年5月9日

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