宅配便130年戦争 (新潮新書 151)

著者 :
  • 新潮社 (2006年1月1日発売)
3.28
  • (1)
  • (4)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 7
3

[ 内容 ]
日本人の暮らしを変えたコンビニ、自販機、宅配便。
このなかで、民間宅配便業は、明治の「飛脚」以来百三十年間、常に官立組織の風下に立たされてきた。
とりわけ、今日の「宅急便」を実現させるまでにヤマト運輸が監督官庁と繰り広げた闘いは長期に渡った。
現在、民営化を控えた「郵政公社」が、民業に対抗し、宅配便事業を着々と進めている。
国際資本の参入や、新事業の展開など諸問題を抱えた宅配便の未来は。

[ 目次 ]
第1章 宅配便とは何か(「宅配便」とは何か;宅配便はどのように運ばれるのか ほか)
第2章 宅配便が変えた日本人の暮らし(宅配便利用の風景;拡大する通信販売と産地直送 ほか)
第3章 飛脚便から宅配便まで(古代の飛駅、中世の飛脚、近世の飛脚;飛脚便から郵便小包へ ほか)
第4章 「官」と「ヤマト」との闘い(運輸省との闘い;郵政省との闘い ほか)
第5章 宅配便の明日(メール便の拡充;生活支援事業への拡大 ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新潮新書
感想投稿日 : 2011年5月23日
読了日 : 2011年5月23日
本棚登録日 : 2011年5月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする