[ 内容 ]
日本人の暮らしを変えたコンビニ、自販機、宅配便。
このなかで、民間宅配便業は、明治の「飛脚」以来百三十年間、常に官立組織の風下に立たされてきた。
とりわけ、今日の「宅急便」を実現させるまでにヤマト運輸が監督官庁と繰り広げた闘いは長期に渡った。
現在、民営化を控えた「郵政公社」が、民業に対抗し、宅配便事業を着々と進めている。
国際資本の参入や、新事業の展開など諸問題を抱えた宅配便の未来は。
[ 目次 ]
第1章 宅配便とは何か(「宅配便」とは何か;宅配便はどのように運ばれるのか ほか)
第2章 宅配便が変えた日本人の暮らし(宅配便利用の風景;拡大する通信販売と産地直送 ほか)
第3章 飛脚便から宅配便まで(古代の飛駅、中世の飛脚、近世の飛脚;飛脚便から郵便小包へ ほか)
第4章 「官」と「ヤマト」との闘い(運輸省との闘い;郵政省との闘い ほか)
第5章 宅配便の明日(メール便の拡充;生活支援事業への拡大 ほか)
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カテゴリ:
新潮新書
- 感想投稿日 : 2011年5月23日
- 読了日 : 2011年5月23日
- 本棚登録日 : 2011年5月23日
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