ロマーン・ヤーコブソン選集 1

制作 : 服部四郎 
  • 大修館書店 (1986年2月1日発売)
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[ 内容 ]
構造主義言語学の精粋。
20世紀を代表する言語学の巨匠ロマーン・ヤーコブソンの浩瀚な著作の精華を全3巻に収めたわが国初の選集は、言語学固有の主題を展開する本巻で完結する。
1928年亡命先のチェコでプラーグ学派を代表して第1回国際言語学者会議へ提出し、デビューを飾った名高い「提議」を初め-「音韻的言語連合」「一般格理論」、「言語学的概念“弁別特徴”」等の言語学史上に輝く名論文を収録。
彼の言語分析の方法を明らかにする。

[ 目次 ]
第1回国際言語学者会議への提議
音素と音韻論
史的音韻論の諸原則
音韻的言語連合について
音韻的言語類縁性の理論について
ロシア語動詞の構造について
一般格論理への貢献
ロシア語の活用
ロシア語の性パターン
ロシア語の語幹接尾辞と動詞―アスペクトとの関係
ゼロ記号1
ゼロ記号2
言語学の主題としての失語症
言語学的概念「弁別特徴」

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ロマーン・ヤーコブソン選集
感想投稿日 : 2010年6月26日
読了日 : 2010年6月26日
本棚登録日 : 2010年6月26日

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