象徴の貧困 1

  • 新評論 (2006年4月1日発売)
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[ 内容 ]
未来を生み出す時間が脅かされている。
今、「文明国」に果てしなく蔓延する「象徴の貧困」。
それはすべての人々にとって逃れることのできない問題である。
現代の特殊性をもたらした歴史的傾向を理解するために、本書は一般器官学organologie g´en´eraleと感性の系譜学g´en´ealogie de l’esth´etiqueという概念の輪郭を大まかに示している。

[ 目次 ]
第1章 象徴の貧困、情動のコントロール、そしてそれらがもたらす恥の感情について(感性と政治;消費時代における象徴的なもの―グローバルな象徴の貧困;情動のコントロールと戦争)
第2章 あたかも「われわれ」が欠けているかのようにあるいは、武器をアラン・レネの『みんなその歌を知っている』からいかに求めるか(生きづらさと敬意;感性と治安の悪化 ほか)
第3章 蟻塚の寓話 ハイパーインダストリアル時代における固体化(個の歪みとハイパーインダストリアル時代における固体化の衰退;個と機械 ほか)
第4章 ティレシアスと時間の戦争 ベルトラン・ボネロの映画をめぐって(シネマトグラフ;人を盲目にする像という悪夢 ほか)

[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 象徴の貧困
感想投稿日 : 2014年10月31日
読了日 : 2011年2月12日
本棚登録日 : 2014年10月31日

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