[ 内容 ]
日本人は「流されやすい国民性」を変革できるか。
外をみれば海外旅行でバカにされ、国際貢献の名の下にカネをムシリとられるだけで何の尊敬も得られない。
一方、内をみると金融危機から政治の混迷にいたるごまかしにいっこうに怒らず、選挙ではしがらみで与党に投票する。
だまされやすく、戦略思考ゼロの日本人はどこへ行くのか?
本書では、ごまかしの背後にある日本人のタテマエとホンネの心理構造に分け入り、「わが心の内なる矛盾、葛藤ぼかし」を克服する具体的方法を提言する。
気鋭の臨床社会心理学者が問う従来の自己愛型・自虐型を排した新しい日本人論。
[ 目次 ]
序章 いまさらなぜ「タテマエとホンネ」なのか
第1章 バカにされる日本人
第2章 「タテマエとホンネ」は日本人特有のものか
第3章 天皇現人神と平和憲法に見る日本人のだまされやすさ
第4章 日本人は「帝国主義者」たる才能は皆無である
第5章 「妄想」に弱い日本人
第6章 日本人の国民性にもっとも適した選択とはなにか
終章 日本人は「流される国民性」を変革できるか
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[ 参考となる書評 ]
- 感想投稿日 : 2011年3月28日
- 読了日 : 2011年3月28日
- 本棚登録日 : 2011年3月28日
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