若手の確保と育成、技術の承継と発展、会社の活性化。諏訪貴子社長率いるダイヤ精機がこれらの課題を解決できたのは、コミュニケーションの円滑化である。社内のコミュニケーションが円滑に行われることで、組織の風通しが良くなる。それが会社の直面するさまざまな課題解決の原動力となる。風通しの良さは、会社をしなやかにさせる。硬直化した組織は、脆く壊れやすい。しなやかな組織は、簡単には壊れない。
コミュニケーションを円滑にする方法は組織の数だけ存在するはずで、正解は一つではない。本書で紹介されている取組も、そのまま再利用できるとは言い切れない。
自らの組織ではどのような取組が効果的なのか、本書に刺激を受けつつ再考してみてはいかがか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
530 機械工学
- 感想投稿日 : 2020年5月26日
- 読了日 : 2020年5月26日
- 本棚登録日 : 2020年5月26日
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