歌川広重(安藤広重)は江戸・八代洲河岸の定火消しだったんですね。史実らしい。知らなかった。八代洲河岸は、徳川家康に重用されたオランダ人のヤン・ヨーステンの屋敷があったことに由来していて、今の東京駅の丸の内側にあったそうです。
この本は広重がその絵を描く才能(一度見たものは細部まで再現できる)を活かして活躍する話。読みやすいが、主人公である広重と二人の幼馴染の三人組がみんないい人みたいで少し物足らない。もう少し彼らの背景などが分かるともっと面白くなると思う。シリーズ化して欲しいですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2012年1月15日
- 読了日 : 2012年1月14日
- 本棚登録日 : 2012年1月15日
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