小説フランス革命 16 徳の政治 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2015年3月20日発売)
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感想 : 8
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「共和国フランスを幸福に導くには徳が必要であり、徳を実行するためには恐怖が不可欠である」とするロベスピエール。

「恐怖」で人は自分を律することができるか?社会のために行動することができるのか?

たしかに法で縛り、法を犯したものを処罰する。それも「恐怖」には違いない。しかし、それでも犯罪はなくならない。
ましてや社会のために行動することなんて。。。
「恐怖」は一時的な効果しかもたらさない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説(西洋)
感想投稿日 : 2015年6月13日
読了日 : 2015年6月5日
本棚登録日 : 2015年6月13日

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