ついに日米開戦
敷島四兄弟は、流れに引きずられ、立場を微妙に変えながら、歴史を目撃する。
現在に一番近い歴史であるだけに、
もしこの時点でこうだったら?こうしていれば?とか、ついつい思いながら読んでしまう。
ここに出てくる政治家や軍人、実業家などの一部は、現在の政治家や実業家に直接関係していたりする。
この巻の中に、「社会主義と国家社会主義は同根だ」との言葉があり、確かに一党独裁ということともに、スターリンもヒトラーも同じにおい(力で他を制する)がする。
そして、現在の日本の1強の政治状況は、その方向に流れていっていないだろうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説(日本)
- 感想投稿日 : 2016年6月12日
- 読了日 : 2016年6月9日
- 本棚登録日 : 2016年6月12日
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