2009年に再版されているようだが、読んだのは古いほう。
中世からルネサンス期にかけての西洋音楽について、主にその作風を時代の流れに沿って概説しながら、色々な音楽家を紹介していく。
かなり古い本なので昨今の研究で修正されうる部分も少なくないと思われるが、古代からバロックに至る間の音楽通史として非常にわかりやすい一冊。終章の、16世紀の日本における中世・ルネサンス音楽の受容と広がりについて僅かながら触れられている点も興味をそそられる。バロック以前の知られざる音楽世界に関心を持ったお方に最適の、入門の一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月23日
- 読了日 : 2012年4月23日
- 本棚登録日 : 2012年4月23日
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