帯には「美味しい料理ミステリー」とありますが、『マカロンはマカロン』みたいなのを期待しているとちょっと違うかな。主人公は雇われシェフの亮二。優秀な成績でフランスの料理学校を卒業したものの、これまでお店を2軒潰してしまった。悶々とする中、休みの日に猟に入った山の中であやうく遭難しかける。それを助けてくれたのは、猟師の大高。 以前からジビエを出したいと思っていた亮二は大高の元に通うようになる。 大高の周囲で不可思議な事件が起こるが、ほのぼの日常ミステリみたいなものではなく。 生き方とか命とか仕事とか、色々なことが描かれている。シリーズ化したら読むけど、繰り返し読むにはちょっと重たいかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年7月18日
- 読了日 : 2021年7月17日
- 本棚登録日 : 2021年5月22日
みんなの感想をみる