箱はマのつく水の底! (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2006年4月28日発売)
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感想 : 60
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シリーズ本編第13弾。

王家の墳墓をめざす有利ですが、ヨザックをうしない、有利自身も視力を喪失してしまいます。サラレギーはそんな彼の精神を追いつめますが、有利は前へ向かうことをあきらめめようとしません。それでも、水を得られないことで有利の心は追いつめられ、ついに折れようとするとき、コンラッドが救けに現われます。

ところが、そんな彼らに今度はゾンビの集団が襲いかかってきます。ゾンビをあやつっているのはサラレギーの母・アラゾンです。有利は、法力をもたないばかりに母から疎まれたサラレギーの身の上を聞かされます。そしてラストで、ついにヴォルフラムが合流することになります。

なお巻末には、有利とムラケンの魂が入れ替わってしまう短編「マ王陛下の花嫁は誰だ!?」が収録されています。それにしても、あいかわらず展開が遅いのには困ります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女向けライトノベル
感想投稿日 : 2020年3月1日
読了日 : -
本棚登録日 : 2020年3月1日

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