御三家のひとつである宵ノ坂家の酌人が、狭霧に結婚をせまります。誅魔忍軍の後ろ盾に宵ノ坂家がつくことのメリットを考え、狭霧はこの縁談を受け入れようと自分を納得させますが、そんな彼女の決断に疑念をおぼえた雲雀は、結婚の儀式をぶち壊します。さらにコガラシたちも登場し、宵ノ坂家の横暴な振る舞いに対してゆらぎ荘の住人たちが抵抗を試みます。
この事件を経て、狭霧は自分のほんとうの気持ちをコガラシに打ち明け、彼をめぐるヒロインたちのパワー・バランスにも変化が生じることになります。そんななか、コガラシとの距離をつめることのできないことに思い悩んでいた千紗希に、コガラシと二人きりで修学旅行のしおりを作成するという機会が訪れます。
コガラシの不幸体質が発動することを期待して準備万端の千紗希は、すっかりこの作品の基調に染まっているなあと感じます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
少年コミック
- 感想投稿日 : 2024年3月13日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2024年3月13日
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