東京大学および法科大学院の入試問題を題材に、文章の論理構造を把握し論述するための方法を学ぶことのできる本です。
一般の読書人向けというよりも、受験参考書に近い内容の本だと感じました。ややテクニカルな側面についての解説がなされており、とりあげられている文章についての解説にも、予備校本的な臭みがあります。
もうすこし一般的なロジカル・ライティングの本だと思って手に取ったので、やや期待外れに感じてしまいましたが、意欲的な高校生やロースクールの受験生にとっては、良書なのではないかと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
学問・読書・知的生産
- 感想投稿日 : 2018年12月26日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年12月26日
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