サイラーグの妖魔―スレイヤーズ <3> 富士見ファンタジア文庫

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房) (1991年2月1日発売)
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感想 : 13
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シリーズ本編第3巻。

サイラーグに向かうリナとガウリイ、そして第1巻で共闘したゼルガディスは、賞金首のお尋ね者になっていました。賞金を目当てに襲いかかってくる村人から話を聞きだしたところ、サイラーグにいる赤法師レゾが手配をしたことが分かります。レゾの正体の魔王シャブラニグドゥはすでに倒したはずだと、リナたちはいぶかしく思いますが、そんな彼らの前に赤法師レゾが姿を現わします。さらに、レゾの部下の魔道士ヴルムグンが現われて、リナたちの行方を阻もうとします。

リナとガウリイ、それに第2巻で登場したランツは、サイラーグに向かう途中の『瘴気の森』でゼルガディスと再会します。さらに賞金首ハンターの少女エリスと、サイラーグの神官長の娘セルフィールも合流して、ヴルムグンたちと戦います。

やがてリナたちは、ヴルムグンがじつはエリスであり、彼女がレゾのコピー・ホムンクルスを操っていたことを見抜きます。しかし、エリスのコントロールから脱したコピー・レゾはエリスにとどめをさし、さらにレゾによって魔族と合体させられたことへの恨みをリナたちに向けて襲いかかってきます。

最後は、リナたちの作戦でシルフィールが『瘴気の森』の『神聖樹』(フラグーン)を『治癒』(リカバリイ)の術で活性化させて、レゾの生命力を吸収させることで辛くも勝利を収めることになります。

よくあるストーリーなのですが、展開の仕方がきれいなので、さらっと読むことができて好印象です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年向けライトノベル
感想投稿日 : 2014年3月7日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年3月7日

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