ナーガの冒険 スレイヤーズすぺしゃる(3) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房) (1992年10月1日発売)
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感想 : 8
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シリーズ短編集第3巻。6つの短編を収めています。

第1話は、リナとナーガがヒドラ退治を引き受ける話。第2話は、2人がミハエルという吟遊詩人の依頼を受けて、彼の竪琴を狙う襲撃者を追い払う話。けっきょく、襲撃者はミハエルの借金の方に竪琴を取り上げようとしていたことが明らかになります。

第4話は、刀剣マニアのちょっとあぶない女剣士レミーさんの依頼を受けて、彼女の父の敵討ちを手伝う話。第5話は、「スレイヤーズすぺしゃる」第1巻で登場したミーナのいとこで、魔法使い見習いをしているクレアのレポートの手伝いを引き受けて、ヴァンパイアの住む城を訪れる話。

第3話と第6話は、合成獣(キメラ)を作り出す実験をしているディオルじーさんに、リナが狙われる話。ディオルはリナをキメラにしようと画策し、かつてリナに倒された盗賊団の首領ビスタと結託します。ディオルは、リナを生け捕りにするために10人のナーガのクローンを作り出します。10人の高笑いに気を失ってピンチに陥るリナですが、本物のナーガがクローンたちをその「人徳」で従えて、ディオルとビスタに反撃に打って出ます。

10人のナーガたちは、この後どうなったんでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年向けライトノベル
感想投稿日 : 2014年3月10日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年3月10日

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