シリーズ短編集第6巻。6本の短編を収めています。
第1話は、双子の料理人がどちらの料理が優れているかを競う話。第2話は、地竜王を祭る神官と水竜王を祭る神官が、それぞれリナとナーガを雇い、魔道書『ルオ=グラオンの書』を求めて争う話。第3話は、ラグド王国の大臣が反乱を起こしたという報せを受けて、リナとナーガが反乱鎮圧に向かう話。
第4話は、「村はずれに住む偏屈な魔道士」を成敗すると称して強奪を繰り返してきた自称「勇者」のウォーレンを懲らしめるために、リナとナーガが魔道士協会の依頼を受けて猿芝居を打ちます。リナが依頼主、ナーガが悪の魔道士を演じるのですが、人の話を何でも信じ込む彼を助手のサミーが利用していたことが判明します。
第5話は、根性なしの魔道士ガードナーと、彼に惚れ込んだお嬢様のエレミーの物語。エレミーの依頼を受けてガードナーを探し出すことになったリナは、レストランでバイトをしている彼を発見します。
第6話は、第5話の続き。ウォーレンとの交際を認めないエレミーの父親は、エレミーをコードゥェルという知人の屋敷に住まわせます。リナは、根性を示してエレミーとの交際を認めさせるようにウォーレンを説得し、ウォーレンとコードゥェルの息子のバリスとの決闘を提案します。ところが、バリスもウォーレンに劣らない根性なしだということが判明します。けっきょく、リナの奮闘のかいあって、エレミーとウォーレスの交際が認められることになります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2014年3月19日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年3月19日
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