デモン・スレイヤーズ (富士見ファンタジア文庫 20-34 スレイヤーズ 15)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房) (2000年5月15日発売)
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感想 : 41
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シリーズ本編最終巻。

覇王グラウシェラーの事件の時と同じように、大量発生したデーモンに襲われる町を目にしたリナとガウリイは、ミルガズィアとメンフィスに再会し、魔族たちの出方を探ります。魔族たちは、リナをサイラーグへと誘い出すような素振りを見せ、さらに、ゼロスも彼女たちの前に姿を現わします。

何かが起こりつつあることを知ったリナとガウリイは、魔族たちの招きに応じ、異空間の中に足を踏み入れることになります。そこで彼女たちを待ち構えていたのは、赤眼の魔王シャブラニグドゥでした。リナとガウリイは、シャブラニグドゥと剣を交えますが、その強大な力の前に苦戦を強いられます。ところが、ガウリイはシャブラニグドゥの太刀筋から、その正体を見破ります。シャブラニグドゥは、ミリーナを失ったことで憎しみの心に支配されたルークと一体化していたのです。

リナは、ルークの説得を試みます。しかし、剣を交えることが彼の望みだと知ったガウリイは、友人として、ルークの最後の願いを聞き届けることを選択し、リナとともにルークに対峙します。

第2部は、ややシリアスな場面が多かったのですが、どうも最後までその雰囲気に乗りきれないまま、読み終えてしまったという印象です。やっぱりアニメになじんでいたためか、第1部の方がおもしろく読めました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年向けライトノベル
感想投稿日 : 2014年3月20日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年3月20日

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