「終わりのクロニクル」最終巻です。
佐山と戸田・命刻(とだ・みこく)の戦いによって、田宮・詩乃(たみや・しの)は命を落とし、新庄も危篤状態に陥ってしまいます。命刻は、新庄の両親がつくった概念創造機械「ノア=バベル」へと向かい、世界を消失させて新たな世界をつくり出そうともくろみ、佐山たちはその企図を阻止しようと戦います。
千ページを超えるヴォリュームで、最終決戦でありながら一気に決着がつけられるのではなく、正直なところ途中若干もたついてしまっている印象もありますが、それでもこの大冊を一気に読ませてしまうような熱い展開となっています。個人的には、シリーズ全体を通して満足できる内容だったように思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2019年12月26日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年12月26日
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