2004年の出版、つまり20年前に本書は生まれた。
当時よりもさらに物質的に豊かになった現代では、
より「生き方」が問われる時代だ。
なぜ生きるのか?どのように生きるのか?
千差万別の答えがあると思っているが、稲盛さんの答えは間違いなく原理・原則であり普遍的な正解。
どんなことでも悩みがある人には是非おすすめの一冊。
⚫︎生きる目的
「心を高めること」「魂を磨くこと」
⚫︎必要な指針
「人間として正しいかどうか」
⚫︎「見えるものはできるし、見えないものはできない」
物事はつねに理想形をめざすべき。そのためのプロセスとして「見えるまで考え抜く」思いの強さを持続すること。
すべてのものは二度と創られる。
⚫︎「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」
北極と南極を徒歩横断した冒険家の大葉満郎さんは自身は臆病だと称した。
⚫︎人間とは遊んでいるときよりも働いているときのほうが幸福。(マッカーサー)
人は仕事を通じて成長していく。趣味や遊びの楽しさとは、仕事の充実があってこそ味わえるもの。
⚫︎「自燃性」であれ
ものと同じく、人間も3タイプ存在する。
①火を近づけると燃え上がる可燃性
②火を近づけても燃えない不燃性
③自分で勝手に燃え上がる自燃性
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月10日
- 読了日 : 2024年3月10日
- 本棚登録日 : 2024年3月3日
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