外交とはほんとうに複雑にして困難なものだと改めて認識しました。外向きにはその時その時の各国の利害と、内向きには野党や反主流派との調整や妥協とが絡みあう中で繰り広げられる、そのダイナミズムに圧倒されます。歴史認識、領土、従軍慰安婦や強制労働に対する補償等、いまだに解決しない問題が山積であります。相手の言うことにまったく耳を貸さないような態度では解決しようがないのであります。わたしたち国民は過去に実際どのようなことがあったのか真摯に受け止め、被害者であると同時に加害者でもあることを認識しなければなりません。
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カテゴリ:
歴史関連
- 感想投稿日 : 2015年7月25日
- 読了日 : 2015年7月25日
- 本棚登録日 : 2015年7月15日
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