映画を鑑賞。私がこの映画に抱いた印象としては「俺はひとりで10人とケンカして勝った」「隣のクラスの××ちゃんと一発ヤッた」などという男のしょうもない自慢話を2時間通して見せられているような、そんな感じ。主人公は北野武の「キッズリターン」のような夢もなければヤン・イクチュンの「息もできない」のような芯の通った男ではないただの小さい街のチンピラ。監督はただ「行き場の無い青春の憤り」を伝えたいのだろうが、何がしたくて何を伝えたいのかが全く見えてこない。ただ韓国人の監督だけに暴力のシーンは凄くリアルで撮り方がうまい。こっちも痛くなりそうなほど。中村獅童は100点。文句なし。今までの映画で一番輝いていた。
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- 感想投稿日 : 2011年12月7日
- 本棚登録日 : 2011年12月7日
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