ノエル: A Story of Stories

著者 :
  • 新潮社 (2012年9月21日発売)
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本棚登録 : 1624
感想 : 268
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(2017/12/20読了)
クリスマスの時期を選んで、ずっと読みたかったこの本を読んだ。
星はおまけして四つ。陰の題材を盛り込みつつ、心温まる物語になっている点と、少し変わった(直接的ではないというか)連作集であることを加算して。
主人公がたくさんいる。最初の童話の著者を思わず検索したら、作中の童話作家だった。私以外にも検索した人は多くいるのでは?
最初のシーンと、次に来る同じようなシーンの間に時間のズレがあることと、「マサキ」のひっかけは、ドヤ顔的な感じがしてしまった。なぜかな?書き方かな?

(内容)
物語をつくってごらん。きっと、望む世界が開けるから―暴力を躱すために、絵本作りを始めた中学生の男女。妹の誕生で不安に陥り、絵本に救いをもとめる少女。最愛の妻を喪い、生き甲斐を見失った老境の元教師。切ない人生を繋ぐ奇跡のチェーン・ストーリー。

(目次)
光の箱
暗がりの子供
物語の夕暮れ
四つのエピローグ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ま行の作家
感想投稿日 : 2017年12月20日
読了日 : 2017年12月26日
本棚登録日 : 2016年6月8日

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