第2次世界大戦の末期、日本の戦況がかなり悪くなってからインドとビルマの国境で行われたインパール作戦での話。
一人の若い日本人の少尉が、悪い戦況の中で次々に下さなければいけない決断についてや、対戦相手のイギリス軍との駆け引き、自分より年上の部下との関係などについて、悩んだり、後悔したりした当時の状況を、戦後、捕虜になり、呼び出しを受けたイギリス軍の語学将校からの質問への受け答えの中で明らかにしていく。
この本を借りた理由は忘れてしまったが、このような本と巡り合うことができて良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年2月26日
- 読了日 : 2024年2月23日
- 本棚登録日 : 2024年2月26日
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