8マンVSサイボーグ009 下 (チャンピオンREDコミックス)

  • 秋田書店 (2023年7月20日発売)
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
3

懐かしさで思わず買ってしまった。
8マンやサイボーグ009、
この時代のヒーローは
それぞれ個性的だった。

平井和正原作・桑田次郎作画の「8マン」と
石ノ森章太郎の「サイボーグ009」が奇跡のコラボ。

「8マン」。
射殺された刑事・東八郎の人格と記憶が、
科学者・谷方位博士によって、
人型スーパーロボットの電子頭脳に移植される。
通常は私立探偵として活動しながら、
事件が起これば、
警視庁捜査一課の
どの班にも所属しない8番目の男となり、
悪に立ち向かう。

「サイボーグ009」。
少年鑑別所を脱獄した島村ジョーが、
死の商人「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」に
捕まり、新商品のサイボーグ戦士に改造される。
他の8人のサイボーグ戦士と、
彼らを改造したギルモア博士とともに
「黒い幽霊団」を脱出。
サイボーグになったことを悩みながら、
「黒い幽霊団」と戦い続ける。

そして、このマンガは
その8マンとサイボーグ009が
敵味方となり、
戦いを繰り広げる。

そこには、新生「黒い幽霊団」もからみ、
世界を揺るがす事件が巻き起こる。

内容は8マン、サイボーグ009
未読の方のために、
ていねいな説明が入る。

これは既読の者には
少々まだるっこしいが、
中身はなかなかのストーリーだった。

まあ、懐かしさで
プラスポイントが多分にあるが。

この時代のヒーローは、
8マン、
鉄人28号、
鉄腕アトム、
マグマ大使、
サイボーグ009、
仮面ライダーなど、
それぞれに個性的だった。

まだ、ヒーローが開拓されていなかった
時代だったからか。

まさにこれらのヒーローは
高度成長期そのものだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2023年10月18日
読了日 : -
本棚登録日 : 2023年10月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする