お客様は「えこひいき」しなさい! 3倍売れる「顧客差別」の方法 (中経の文庫)

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  • KADOKAWA (2016年11月12日発売)
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・大事なお客様を決める指標は「一定期間の累計売上高」を用いる

・4つの客層
 「ファン客層」・・・上位10% → ビッグデータとして売上げの45%を占めていることが多数
 「得意客層」 ・・・次の20% → ビッグデータとして売上げの30%を占めていることが多数
 「浮遊客層」 ・・・次の30%
 「試用客層」 ・・・下位40%

 上位30%のお客様で、売上げの75%を占めている事例が多い。
 >一度自社でも検証の必要あり。

・リッツカールトンでは、お客様から何らかの情報を入手した場合、すべて報告が義務付けられている。
 報告された情報は、すべて本社に送られて、コンピュータに登録。これにより世界中どこのリッツカールトンに泊まっても、一瞬にして情報が手に入る。
 これにより特別な言葉をかけることができる。(例:息子様の大学合格おめでとうございます。当店のFIXソファーで、一人暮らしを快適に過ごされていますか?)

・えこひいきシステムの代名詞は、航空会社。
 マイル2倍、荷物が優先に出てくる、空席待ちの優先、専用ラウンジが使えるなど。

 空席待ち は、リセノでも再入荷商品の優先引き当てなどで活用できるかも。

 JALマイレージバンク サービスステイタス一覧
 https://www.jal.co.jp/jalmile/flyon/status.html

・ランクアップシステム
 お客様のランクに合わせて、接客・サービスを変える。

 成功の秘訣は、ランクごとのえこひいきを、いかに興味深く差別化するか。
 
 リピーター活用からの売上UP施策

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感想投稿日 : 2017年6月6日
本棚登録日 : 2017年6月6日

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