死の舞踏 (論創海外ミステリ 51)

  • 論創社 (2006年6月1日発売)
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本棚登録 : 50
感想 : 8
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(2010/05/15購入)(2010/05/22読了)

マクロイのデビュー作にして、精神科医ベイジル・ウィリング初登場作品

精神分析がややこじつけのように感じられたが、全体的にはおもしろかった。状況設定や犯人の意外性、どれも一級品。

━━ 残忍性というのは生物の最も古い特性なんです。わたしたちには、人を残忍にすることなどできません――そのように生まれ付いてくるのです。そして子ども時代に何年もかかって、人間らしさを養う訓練を積んでいくんです。(270頁)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外作品
感想投稿日 : 2010年5月16日
読了日 : 2010年5月23日
本棚登録日 : 2010年5月23日

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