(2010/05/15購入)(2010/05/22読了)
マクロイのデビュー作にして、精神科医ベイジル・ウィリング初登場作品
精神分析がややこじつけのように感じられたが、全体的にはおもしろかった。状況設定や犯人の意外性、どれも一級品。
━━ 残忍性というのは生物の最も古い特性なんです。わたしたちには、人を残忍にすることなどできません――そのように生まれ付いてくるのです。そして子ども時代に何年もかかって、人間らしさを養う訓練を積んでいくんです。(270頁)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外作品
- 感想投稿日 : 2010年5月16日
- 読了日 : 2010年5月23日
- 本棚登録日 : 2010年5月23日
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