大阪府警の万年一兵卒の刑事、桐尾と上坂が、覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見。迷宮入りした射殺事件で使われた拳銃だ。二人は拳銃を調べる専従捜査に入り、射殺事件を担当した和歌山県警の満井と出会う。
関西ローカルを舞台にうだつの上がらない刑事たちの話…つまり黒川博行お得意の物語。上巻は意外に普通の警察モノで、登場人物たちのいつもの関西弁の軽妙なやり取りが楽しめたくらいか。
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- 感想投稿日 : 2016年10月30日
- 読了日 : 2016年10月30日
- 本棚登録日 : 2016年10月28日
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