この本を読むまで、実は養老先生のことを全く知らなかった。
最初は何言ってんだ、すごく上から目線で割とキツい言い方なんだな。と思いながら読み進めていた。
だが読み進むうちに、自然と子供の「子どもらしさ」をすごく大事にし、それらを蔑ろにした考えやそれを植え付けた大人に対して喝を入れた内容なのだなと感じた。
特に農業やってみなさいといった、自然回帰のニュアンスを含めた言葉には少し納得をした。
情報化社会に生きる以上、日々頭も心も必要以上に忙しく動かさないといけないから無駄(且つ無意味)な考えや行動も増えてくる。
たまには自然に触れるというのも大事なのかと気づいた本だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月13日
- 読了日 : 2022年8月13日
- 本棚登録日 : 2022年8月13日
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