同一の時間の出来事が様々な人物の視点で語られ、一つの事件の真実へと迫ってゆく群像劇。
世界を救ったのは寂しがり屋で惚れっぽいお人好しの少女だった、という終わり方がちょっと切ない。
ラノベ業界に大きな影響を与えた作品。
まずこの不思議な語感のタイトルに惹かれるし、学園モノに特殊能力要素を盛り込んだ設定をラノベ作品のメジャーにしたのもこの作品じゃないだろうか。
テンポよく読めるのに内容が濃い。古い作品だが、今読んでも色褪せない面白さ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年5月25日
- 読了日 : 2021年5月25日
- 本棚登録日 : 2021年5月25日
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