虐殺器官 (ハヤカワ文庫 JA イ 7-1)

著者 :
  • 早川書房 (2010年2月10日発売)
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本棚登録 : 13030
感想 : 1629
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SFの皮をかぶった哲学小説。
自由とは、選択とは。テロ対策のため情報統制された世界で、ひたすら人間としてどうあるべきかを突き詰めていく作品だった。
虐殺を促す文法や、器官としての言語など、興味深い考察も多く、なるほどなと思わせる説得力もあった。終始難しい内容だったが、読む価値はあったと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年4月1日
読了日 : 2024年4月1日
本棚登録日 : 2024年3月31日

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