分かり合えないってことだけを分かり合うのさ……なんてフレーズがつい頭を過ぎるような、奇妙な読後感の一冊。
間違いなく百合なんだけど……百合なんだよなお互いのこの感情!?
1巻時点ではまだ真名が何考えて生きてるのかいまいち掴みきれなくて、そこが魅力でもあり怖さでもあり……という印象。
怒るポイントも分かりやすいようでいてよく分からなくて、まだ真名って何なのか飲み込みきれてない……。
彼女の人となりはこの先で明らかになるのか、それともよく分からない変な人のまま終わるのか。
普通のラノベなら前者じゃなきゃ収まりが悪いけど、このシリーズに関しては後者でも全然いい気がしてくる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
キンリミ
- 感想投稿日 : 2021年2月4日
- 読了日 : 2021年2月4日
- 本棚登録日 : 2021年2月3日
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