松浦玲『勝海舟と西郷隆盛』岩波新書、読了。江戸開城での両雄の会見は有名ですが、元治元年の最初の出会い、維新後の歩みと邂逅を詳細に追跡する一冊。西南戦争のあと、勝が西郷の名誉回復と追悼顕彰に尽力し、遺児の面倒を見続けたことを初めて知る。歴史の「出来事」の襞に分け入るドキュメント。著者が岩波新書から出している『坂本龍馬』、『新撰組』と合わせてよむといいかも。
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評伝
- 感想投稿日 : 2012年7月13日
- 読了日 : 2012年7月13日
- 本棚登録日 : 2012年7月13日
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