九月が永遠に続けば (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年1月29日発売)
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息子の失踪から始まり…とあるが、まぁ、これだけでは警察は動いてくれんか…
しかし、徐々に色々分かってくる。
息子と父親、更にその娘、更に娘の男友達などなど…更に更に、色々絡み合って複雑怪奇〜
まぁ、要はドロドロって感じやな。
そんな、身内ばっかりで、色んな関係あると、もう麻痺してしまいそう…
死に関しては、またまた、どんでん返し的な…
タイトル通り、時が止まって欲しそうな気になる。
もう起こった事は、仕方ないから、前向いて行こう!レベルではないし…
この人ら、これから普通の生活はムリ!
謎は解かれても、しんど〜っ感じ。
先が気になって、一気読んだから、面白いんやろうけど、あと味は…

しかし、こんな中にあって、関西弁のおっちゃんは異色!でも、関西人は何も考えんと軽るっ!と思わせるのは、ちと失礼では?と憤慨しながら、作者の出身地見ると大阪府…この話の中の唯一の清涼飲料水的な役割なの?
確かに、最後、救われてそうな感じやけど、でも、何か、ちょっと、作者の親近感かもしれんけど、何か嫌や。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月9日
読了日 : 2023年4月9日
本棚登録日 : 2023年4月9日

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