これまで私は、正直そこまで物語の力を意識してきませんでした。けれども、この人の描くお話には、短いお話の中にも人間のどうにも抑えられない、沸き上がる感情や関係性の妙~じんわりと心にしみる光が散りばめられており。世界の中に自分を見つけ、救われた気持ちになりました。
元々の目的は「私の日常道徳」だったのですが、これはやっぱり素晴らしい。こういう軸があることで何事にもぶれず、自分の人生を謳歌することができたのだろう…と思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年3月27日
- 読了日 : 2011年3月27日
- 本棚登録日 : 2011年3月27日
みんなの感想をみる