戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2020年3月7日発売)
3.50
  • (4)
  • (6)
  • (7)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 191
感想 : 10
5

帯にある「電撃戦は無かった」が、グデーリアンの著書の「電撃戦」が都合良く編纂されていることと、ドイツ軍のドクトリンに「電撃戦」なるモノは無かったのダブルミーニングだったとは。うまい帯を着けたものだ。

それにしても、グデーリアンの萌芽ロンメルよりも余程「伝説」と「実像」の乖離した人物であったとは意外であった。そりゃ、誰でも自分を良く見せようとはするものだけど。

優秀な作戦指揮官止まりはともかく、国粋主義的なプロイセン軍人の典型ってのはなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2022年9月19日
読了日 : 2022年9月19日
本棚登録日 : 2020年3月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする