読了日:2017年7月28日-8月1日.
Original title:Troilus and Cressida.
Author:William Shakespeare.
Cressida令嬢に納得が行きません。
彼女の言動が本当に理解に苦しみます。
彼女はTroyの末王子であるTroilusを慕い想っているのに、
Greeceへ行った途端にDiomedesに口説かれて彼の想いを受けるか否か葛藤します。
その姿を見て心底Troilusが哀れで、是が非でも復讐を遂げて欲しいと感じました。
それから腹が立った事はAchillesが騎士道精神に反して、
武装を解除しているTroyの第一王子Hectorを、
部下に襲わせて惨殺した場面です。
鎧を外しているから勝負は明日にしようと提案しているのに
有無を言わさずに彼を殺しました。
それを知った時のTroilusの哀愁が何とも遣り切れない気持ちにさせられます。
軍人達と母国へ帰って行く彼等の行く末を案じながら読了しました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
littérature anglaise
- 感想投稿日 : 2017年8月2日
- 読了日 : 2017年8月1日
- 本棚登録日 : 2012年8月28日
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