恋愛をとるか金をとるか。菊池寛の『真珠夫人』のなかで、金色夜叉は通俗小説と貶されているが、私は必ずしもそうとは思わない。常に恋愛と金のはざま(間)で苦悶する近代人の新しい問題である。
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- 感想投稿日 : 2013年5月2日
- 読了日 : 2013年5月2日
- 本棚登録日 : 2013年5月2日
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