初読。人間関係が進んでゆく。真山は花本先生に促されてようやくちょっと向き合えた。歩みを進める者もいれば、居続ける者も。森田先輩は…うん。同時に登場人物たちの過去が明らかになってゆく。大人組にあんな過去があったとは…。原田さんによる花本先生の呼び名が変わっていくところが良かった。それはそうと、真山から理花さんに向く矢印が報われるのは簡単ではなさそうだ。恋愛はいつでも安直なわけではなく、まして現在の真山と理花さんの関係は恋愛関係に発展する以前に、理花さん本人も言うように人間関係に問題があるわけであって。どうなってゆくんだろう。
先生のためにみんなで探した四つ葉のクローバーは伏線なのかどうなのか←。でも一つ確かだと思うことは、竹本くんが独白した通り、全てが思い出になったときに繰り返し思い出すのはみんなで過ごした何気ない時間なんだろうなということ。
あと、お父さんがホームラン打ったくだりで竹本くんと同じくらい笑いました。パリ〜ッヒョ〜って。音のしょぼさが妙にリアルで面白かったです、それだけ。
次巻も楽しみ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年6月25日
- 読了日 : 2019年6月28日
- 本棚登録日 : 2019年6月18日
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