箱入り魔王の花嫁 (一迅社文庫 アイリス さ 3-4)

著者 :
  • 一迅社 (2014年4月19日発売)
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本棚登録 : 52
感想 : 10
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あらすじに惹かれて購入。
最初、普通に話が進むなぁって思いながら、ランベルト本体に会うところで、一気に笑いが・・。

魔王なんだけど、吸血鬼みたいなのを想像してて、最初ランベルトが入っている箱っちゅうのは、棺桶だと思ってましたけど、ほんとに箱だったのは驚き。たぶん頭しか入らないくらいの箱だったんでしょう。

ランベルトの説明は一切聞かずに攻撃しまくるディートリンデだったけど、運良く箱から出られたランベルトが走り去って、クロネコに変わるところもなんとも言えず。

また出てくる魔物がかわいいです。カラーイラストのところにうさぎちゃんが出てますが、あの堅物の兄王様もおもわずかわいいって言ってしまいそうになるくらいらしいです。

一番笑ってしまったのは、最後の魔王VS王の戦いのシーンでしょうか。お化け屋敷や肝試しのようなのですが、兄王の感想がおもしろいです。兄王も役者の一人なんで、護衛たちのような反応は見せないですが、外に出せないツッコミを随時やってます。

全体的に笑ってしまう要素が多いので、公共機関で読むのは避けた方がいいと思います。私は寝る前に読んでて、主人に怪しまれました・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一迅社文庫アイリス
感想投稿日 : 2014年4月28日
読了日 : 2014年4月28日
本棚登録日 : 2014年4月28日

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