スカーレット・ウィザード 4 (C・NovelsFantasia か 1-26)

著者 :
  • 中央公論新社 (2000年11月1日発売)
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感想 : 38
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 ケリーを怒らせた海賊たちがぼろくそにやっつけられると、ようやく少し、ケリーの過去が見えてきた。
 それは、とんでもないことから始まったひどい話の生き残りがケリーだという話なのであるが、ある意味タブーとされる部分の話だ。
 ケリーはそれを知ったものを生かしておくつもりはなかったけれど、ジャスミンのとりなしでなんとか何人かは命を繋ぐことができた。

 ただ、そこでとんでもない事件が起こる。
 ケリーとジャスミン、二人の息子が誘拐されたのだ。
 慌てて救出に向かう二人だったが……

 という話でした。
 いや、なんというか、小説は漫画に比べて内容をもりだくさんだなあ……と。
 一つのシリーズを続けて読んでいると頭がハレーションを起こしてくるんだけど、どこからどこまでがこの巻の内容だったっけ? となります。
 もちろん、どっちがいいとか悪いとかではないのだけれど、漫画と小説を交互に読んでいると、時々、区別がつかなくなって、びっくりします。

 何はともあれ、最後と思われる大救出劇が始まるのですから、楽しみにしていたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2018年2月15日
読了日 : 2018年2月15日
本棚登録日 : 2018年2月15日

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