借金をテーマにして、在日世界をリアルに浮かびあがらせているのがすごい。。朝鮮半島から日本に連れてこられた朝鮮人がどうして祖国に帰らなかったのか、日本に居ながら帰化をこばんだのか、どうして在日一世は日本に暮らす決意をしながら日本を憎んでいたか理解できなかったことを梁石日さんの本を読んだら、そうだったのかと理解できます。今まで誰も教えてくれないんもんね~。在日一世のことを調べると必ず豚と繊維と金貸、朝鮮戦争、暴力。私は苦労もしらずのらりくらりと生きてるけれど、いろんな人の忍耐と犠牲の上に生まれたんだな。
教訓:お金は貸したり借りちゃいけません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年3月2日
- 読了日 : 2010年3月1日
- 本棚登録日 : 2010年3月1日
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