基準値のからくり (ブルーバックス)

  • 講談社 (2014年6月20日発売)
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本棚登録 : 321
感想 : 38
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いろいろな場面で登場する「基準値」と言うモノ。
様々な基準値がありますが、そのいくつかについて決められれるまでの経緯やら、その意味やらを掘り下げて解説されている一冊です。

意外と、いい加減な基準もあったり、時代にそぐわないものもあったりと、基準値の種類によってずいぶん変わるものなのだなぁと。

17ページと106ページに登場する、米国の疫学者であり衛生工学者のウィリアム・セジウィック先生の
" Standards are devices to keep the lazy mind frm thinking. "
(基準と言うものは、考えるという行為を遠ざけてしまう格好の道具である)
のフレーズが印象に残りました。

付箋は20枚付きました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月15日
読了日 : 2018年12月15日
本棚登録日 : 2018年7月24日

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