いろいろな場面で登場する「基準値」と言うモノ。
様々な基準値がありますが、そのいくつかについて決められれるまでの経緯やら、その意味やらを掘り下げて解説されている一冊です。
意外と、いい加減な基準もあったり、時代にそぐわないものもあったりと、基準値の種類によってずいぶん変わるものなのだなぁと。
17ページと106ページに登場する、米国の疫学者であり衛生工学者のウィリアム・セジウィック先生の
" Standards are devices to keep the lazy mind frm thinking. "
(基準と言うものは、考えるという行為を遠ざけてしまう格好の道具である)
のフレーズが印象に残りました。
付箋は20枚付きました。
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- 感想投稿日 : 2018年12月15日
- 読了日 : 2018年12月15日
- 本棚登録日 : 2018年7月24日
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