「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」
"恋と革命 今まで世間の大人たちはこのふたつをもっとも愚かしく忌まわしいものとして教え 私たちはそのとおりに思いこんでいた だけど敗戦後 私たちは世間の大人を信用しなくなって・・・ 大人たちの言うことの反対のほうに本当の生きる道がある気がしてきた"
女性を主人公にして描く、敗戦とともに始まる本当の戦争の話。主人公のかず子の周りに出てくるダメ男が太宰治らしさ。
「人間失格」でもそうだったが、「世間は何か」を問うテーマ・「道徳を疑う」というテーマが共通していそう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2018年8月19日
- 読了日 : 2018年8月19日
- 本棚登録日 : 2018年8月19日
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