こんな小説読んだことがない。
どこからこんな設定を思いつくんだろう。
「彼女の家計簿」でもその緻密な構成に圧倒されたけれど、この小説も勝るとも劣らず。むしろ私はこっちの方が面白かったな。
あり得ない設定なんだけれど最後まで破たんもなく落とし所もしっかりしている。
原田ひ香さん(不思議な名前ですよね)てとんでもないストーリーテラーだよ。
何を書いてもネタバレになりそうだからなるべく書きたくない。
先入観なしに読んだ方が絶対に面白い!!
でもこれじゃなんだか分からないか(笑)
一人の謎の女、広美。
とにかくこのふわふわ漂っている得体のしれない女に終始イラっとします。
それでも彼女は救うんですよ、マリア様のように。
本当に救われたかどうかは別として。切ないなぁ・・・。
ああ、何書いてるんだろう。
とにかくサクッと読めて、面白かった。
お勧めです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年6月10日
- 読了日 : 2014年6月9日
- 本棚登録日 : 2014年6月10日
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