晴明と博雅というよりも、道満大活躍☆の巻でした。
陰陽師安倍晴明 もおもしろいけど、道摩法師蘆屋道満 もおもしろい。
全9編の中で、「桜闇、女の首」が一番好き。
逆巻く桜吹雪の中、博雅が恋恋と琴を弾く。その情景があまりにもうつくしくて、今にも目の前に現れそうで。
『陰陽師』を読んでいるとどの季節の描写にもうっとりさせられる。今回も晴明と博雅と一緒に酒を飲み交わしたくなりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
夢枕獏
- 感想投稿日 : 2013年1月22日
- 読了日 : 2013年1月14日
- 本棚登録日 : 2012年10月31日
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