共喰い (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2013年1月18日発売)
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本棚登録 : 133
感想 : 14
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セックスのときに女を殴る父と右手が義手の母。自分は父とは違うと思えば思うほど、遠馬は血のしがらみに翻弄されて──。映画化が決定した、第146回芥川賞受賞作。瀬戸内寂聴氏との対談を新たに収録。

『第三紀層の魚』は釣り人目線で読みました。とても良い話で思わずホロッとしてしまった。チヌが釣れないところがいい。表題の『共喰い』は芥川賞作品。一言で難しい。自分には、それを読む力が足りないと痛感させられた良書。ということにしたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年9月19日
読了日 : 2020年6月20日
本棚登録日 : 2026年6月20日

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