<自衛隊小説>とは、その時代時代の”自衛隊”の真の姿(法制上の定義、国民感情を含めた)を書きあらわした小説といったところか。60、70年代ではまだ、日陰者、”税金泥棒”などと陰口をたたかれる姿が描かれていたようである。しかし、湾岸戦争、阪神淡路大震災、そして東日本大震災の活躍経て、国民の親自衛隊感情が大きくなったことで、現在ではその実力以上の(真実を隠蔽された)姿に描かれることが多い。そこには、政治家と自衛隊自身によるプロバカンダが影響しているようだ。左翼の人のせいか、東日本大震災時の行動・活動に対する評価は少し厳しすぎる気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2015年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2015年4月18日
- 読了日 : 2015年3月26日
- 本棚登録日 : 2015年4月18日
みんなの感想をみる