とりかえ・ばや (13) (フラワーコミックスアルファ)

  • 小学館サービス (2018年2月9日発売)
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感想 : 21
4

銀覚が倒れる、夢を見た幻覚。
復習は火付け。
身を寄せている右大臣亭にて火を放つ。
梅壺が逃げようとした時同じ牛車に乗り込んだ幻覚。
元東宮、朱雀院にいるが、吉野の君の見舞いに行きたい。
名代として三の姫が行くことに。

梅壺と一緒に幻覚が内裏に。
そこで沙羅に手が伸びる。
その時、持っていた睡蓮の衣装と刀に手が届き、
首を絞められている沙羅は幻覚の背に刀を刺してご加護の水晶を投げつけて難を逃れる。
最後の力を振り絞り、幻覚は内裏に火を放つ。
お上を守りたい一心で、男の姿をして沙羅は駆けつける。

ご動座(移動すること)を進言して、決意するお上。
沙羅だとうっすら気付いている様子。
お上の輿が襲われ、逃げた先で沙羅と睡蓮は男姿で鉢合わせ。
沙羅の持っていた水晶をお上が「天に聞いてみよう」と空にかざすと雨が・・・
その時、関白左大臣が駆けつけ、我が家に身を寄せてくれと申し出る。
それを受けてお上は左大臣家へ。
その時から沙羅は、女御となった。

銀覚は死んだと報告があり、幻覚は背に刀が刺さったまま焼けていたと聞いたと。
沙羅の付け毛は幻覚と争っている時に引っ張られ取られた。
一夜を共にした沙羅は、お上に全てを打ち明ける。
桜の夜に姿を消したこと、一度ややを授かって死産したこと。
それでも女御にという望むお上。

吉野の宮は倒れて、朱雀院に運ばれていた。
実は、元東宮の父は吉野の君。
育ての親は朱雀院。元東宮は何も知らない。それでいい。
三の姫は吉野の君に惹かれている。

一緒に過ごすお上と沙羅。
ついに懐妊。
内裏に戻っているお上に、沙羅が倒れたと知らせが届く。
嫌な夢を見る二人。
巻き付いていた珠が弾けて事なきを得る夢。
そして無事男子出産、沙羅も無事。
梅壺は出家しようとお上に申し出る。
その時、幻覚に貰った数珠を祈祷させたことを告白。

出家した梅壺に弓弦親王を引き取ってもらう。
元東宮は睡蓮と一緒になる許しを得る。
三の姫は一途に元東宮の元に居るが、想い人は吉野の君。
良き日が続いていく。


上手くまとめたなぁ、流石!
アレコレ色んな人が書いてるが、漫画バージョンは初めてなので、非常に面白く読ませていただきました!
いや、やっぱり面白い物語だよ、コレ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2021年4月22日
読了日 : 2021年4月22日
本棚登録日 : 2021年4月19日

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